Magpul MASADA ACR Magnus

Magpul MASADA ACR Magnus
ORGAです!そろそろ撮り貯めてしまっているCustomWorkの模様を公開していかないと、1年掛かってもUPしきれなそうですので、古い順からUPしていきます。
以前の作業場の写真ですので、10ヶ月くらい前のです^^;
今回UPするのは、今だに人気のあるMASADA ACRのCustomです。 1点難点があるとすれば、HOPの掛かりの弱さですね。 この部分はORGA HOP チューンで対応し、内部含めてCustom UPしていきます。
MASADA メカボックスです。
Ver2の良い所とVer3の良い所をMixした感じでしょうか。 内部確認を行います。
MASADAは比較的 ロットによる個体差が少ない銃で、ギアや軸受も精度が高いです。 ギアはベベルのみ交換(ラッチの数と歯の角度の起因にて) ベベルを選定し、メカボ内部やパーツ類の洗浄を終えたら、シム調整に入ります。
《シム調整》
同じ事を長い間言い続けてはいますが
シム調整のコツは、スパーギアの下のシムを極力薄くします。
このシムが厚いと、スパーに順ずるセクターやベベルの設置位置も上がってしまい
モーターとの噛み合わせやタペットプレートへの負担が大きくなり、オススメできません。
スパー下のシムが決まったら、スパー上のクリアランスは限りなく無くします。
注意点は、メカボックスを閉じてビスを締めると、シムのクリアランスが詰りますので注意してください。
ビス締め無しの時はOKでも締めるとキツくなる事があります。
ピストンは、SuperCorePistonを採用します。 MASADAでコアピストンを利用する場合は、ピストンのレール部分の溝を深くしないと、メカボックス内部のレールがキツく、ピストンがロックされてしまうので、フライスで溝を掘ります。 シリンダーとピストンヘッドは、お馴染みのMagsnuシリンダーセット(MASADAはVer2用でOK)を利用します。
グリスはお馴染みのWAKOS シリコングリスを利用します。 コアピストンにMagnusPistonHeadを組み、シリンダーヘッドを取り付けたら、シリンダーAssyの完成です。 パーツ全体の組み付けが完了したら、メカボ内部のチューンは終了です。 MASADAは、セレクターレバーがアンビ式(両方にセレクターが付いている)となるため、以下の段階でセミ/フル/セーフティがしっかり機能しているか確認してください。 続いては、チャンバー周りのチューンです。 冒頭にも記載しましたが、MASADAは、箱出しの状態では殆どHOPが掛かりません。 面HOPを製作する為に、FireFly なまず辛口を利用します。
そのままナマズのみを利用しても、HOPの掛かりが甘いですので、ORGAでは、ナマズの面の部分に0.5mm厚のゴムシートを追加で貼っています。
そうする事で、HOP0〜鬼HOPまでの可変が可能となります。
また、HOP分解時に純正のHOPゴムはヒョウタンの様なゴムがついておりますが、上手くナマズを接着するコツは、そのヒョウタンの半分を残し(HOPアーム側を残す)、HOPを掛ける方を切り落としてしまいます。
そうすると、HOPアームが湾曲する型の溝になるので、そこにナマズを接着します。
※MASADAのHOP開講部は、ナマズのサイズより小さいですので、先に開講部の大きさに合わせてナマズをカットしてください! バレルはもちろん、Magnusバレルを採用します。 MASADAは、上記のHOP CustomとWideBore Magnusバレルを採用する事で、抜群の集弾性を発揮します!
是非、試してみてください!