東京マルイ M14 Socom Magnus
東京マルイ M14 Socom Magnus
Ver7メカボックスを採用した、M14電動ガンです。
Ver7はメカボのノズルとチャンバー、インナーバレルが一直線に設置される設計で、非常に集弾性に優れた電動ガンです。
メカボックスの周りについているパーツ類を外していくと、中身は意外とあっさりしています。
この頃は、まだORGA SUS軸受が無かったので、メタル軸受を利用します。
東京マルイ M14は6mmとなります。
ギアは、今は無きSHSを採用。
SHSは終了となる為、現在はCOREというNEWブランドのギアを取り扱っています。
ギアの回る様子を動画でも公開してますので、ご覧ください。
CORE ギアセット
《シム調整》
同じ事を長い間言い続けてはいますが
シム調整のコツは、スパーギアの下のシムを極力薄くします。
このシムが厚いと、スパーに順ずるセクターやベベルの設置位置も上がってしまい
モーターとの噛み合わせやタペットプレートへの負担が大きくなり、オススメできません。
スパー下のシムが決まったら、スパー上のクリアランスは限りなく無くします。
注意点は、メカボックスを閉じてビスを締めると、シムのクリアランスが詰りますので注意してください。
ビス締め無しの時はOKでも締めるとキツくなる事があります。
ビスを締めた後、指でギアを回した際に、抵抗や異音が無くスルスル回ればOKです。
そのスパーの高さに合わせて、セクターとベベルの高さを決めます。
セクター上のシムはタペットプレートが押さえてくれる事もあり、然程 神経質になる必要はありません。
ベベルの肝は、ベベルの上のシムになります。
ベベルの下に関しては、モーターピニオンがベベルギアに当たり、ベベルを持ち上げますので、然程関係ありません。
ベベル上のシムのみ注力してください。
上があまりキツすぎると、ドライブ時に異音の原因になります。
セクターギアには、給弾不良防止のセクターチップを採用してます。セクターチップですが、中華製でも多数出てますが、間違いなく、Bigoutさんのが一番ですね!
セクターチップはこちら
《ギアのグリスアップ》
ギアのグリスアップは、どのグリスでも共通ですが、塗りすぎに注意しましょう!
グリスを塗りすぎると、それだけで抵抗になりますし、ギアが回転する事で、メカボックスの内部でグリスが飛び散ってしまいます。
その事で、シリンダー内部やスイッチ等へ不要なグリスが混入しトラブルの原因につながります。
《シリンダー》
シリンダーは放出エア量Upを狙いMagnusシリンダー+Magnusピストンヘッドセットを採用。
ロングシューティングには、放出エア量は必須です。
詳細はMagnusシリンダー商品ページにも記載してありますので、ご覧ください。
Magnusシリンダー商品一覧
ノズルはでんでんむし M14用を採用!M4用や次世代用などラインナップがあります★
FireFly でんでんむし
ピストンはSuper Core ピストンへ変更となります。
《駆動部確認とテストドライブ》
組みあがったメカボックスをロアに組込み、テストドライブを行います。
この状態でセミ/フルともに支障がなければOKです。
また、この状態でノズルを押してみて、きっちり前後運動するか?確認してください。
細い棒状の工具をノズルから差込んで押す事によりピストンの動きもチェックをしてキッチリ動いていればOKです。
たまに、メカボックスを閉じてテストドライブの段階で「実はピストンがレールと噛んでいた・・・」なんて事になると
また全バラシになりますので、この工程は必ずやりましょう!
メカボックス周りのパーツを組込み内部完成です。
続いては、チャンバー周りです。
《HOPチューン》
HOPチューンは、FireFlyのなまず辛口を利用します。
ORGAで販売(組込み含む)している なまずは、オリジナルのステンレス平行ピンが付属していますので
より"ねじれ"に強く安定したHOP回転を掛ける事ができます。
なまずに関しては、そのまま利用する事はありません。チャンバーの開口部やHOPレバーの形状に合わせてなまずを加工します。
なまず商品ページはこちら
《バレルについて》
Magnusチューン 及び Axisチューン共に、ORGA製 WideBore バレルを利用します。
ORGAでは、電動ガン用に2種類のバレルラインナップがあります。
業界最高径の内径6.23mm Magnus Barrel と 6.13mm MagnusHD Barrelです。
各々の利用用途は製品ページに記載してありますので、ぜひご覧ください。
# 6.13mm MagnusHD Barrel
全国のSHOPさんでも取り扱いがありますので、最寄りのSHOPさんにもお問合せしてみてください。