BlackWater Sniper Magnus KingArms電動ガン

KingArms BlackWater Sniper
大分以前(1年以上前、、、)の作業分ですが、古い物から順次UPしていきます! BlackWater Sniper のMagnusチューンです。
KingArmsの電動ガンは、メカボックスの強度と精度、レシーバー等の精度など、電動ガンブランドの中ではTOPクラスのクウォリティーだと思います。
本機はもちろん、Ver2メカボックスを利用しています。
メカボックスを開けます。
今回のカスタムでは、SHS 18:1ギアを利用します。
ギアのチョイス》 電動ガンのカスタムの中で、ギアの選択(材質ではない)は大きな要素です。 ORGA WebShopでも解説している通り、ギアにはギア比という物が存在します。 このギア比で、回転する速度が変動します(ハイサイクルなど) # 18:1 = マルイ純正比 # 16:1 = ハイサイクル系 # 13:1 = スーパーハイサイクル(マルイハイサイクル同等比) # 32:1 / 100:200 / 100:300 = トルク寄り(サイクルが落ちます) 現在はCORE ENHANCED GEARというNEWギアを取り扱っています。 動画でも詳細をUPしてますので、商品ページからご覧ください。 CORE GEAR SET 商品ページ
《シム調整》
同じ事を長い間言い続けてはいますが
シム調整のコツは、スパーギアの下のシムを極力薄くします。
このシムが厚いと、スパーに順ずるセクターやベベルの設置位置も上がってしまい
モーターとの噛み合わせやタペットプレートへの負担が大きくなり、オススメできません。
スパー下のシムが決まったら、スパー上のクリアランスは限りなく無くします。
注意点は、メカボックスを閉じてビスを締めると、シムのクリアランスが詰りますので注意してください。
ビス締め無しの時はOKでも締めるとキツくなる事があります。
ビスを締めた後、指でギアを回した際に、抵抗や異音が無くスルスル回ればOKです。
そのスパーの高さに合わせて、セクターとベベルの高さを決めます。
セクター上のシムはタペットプレートが押さえてくれる事もあり、然程 神経質になる必要はありません。
ベベルの肝は、ベベルの上のシムになります。
ベベルの下に関しては、モーターピニオンがベベルギアに当たり、ベベルを持ち上げますので、然程関係ありません。
ベベル上のシムのみ注力してください。
上があまりキツすぎると、ドライブ時に異音の原因になります。
《ギアのグリスアップ》
ギアのグリスアップは、どのグリスでも共通ですが、塗りすぎに注意しましょう!
グリスを塗りすぎると、それだけで抵抗になりますし、ギアが回転する事で、メカボックスの内部でグリスが飛び散ってしまいます。
その事で、シリンダー内部やスイッチ等へ不要なグリスが混入しトラブルの原因につながります。
《シリンダー》 シリンダーは放出エア量Upを狙いMagnusシリンダー+Magnusピストンヘッドセットを採用。 ロングシューティングには、放出エア量は必須です。 詳細はMagnusシリンダー商品ページにも記載してありますので、ご覧ください。 Magnusシリンダー商品一覧
この頃は、コアピストンが豊富にありましたので、コアピストンを採用しています。
現在は、コアピストンは入手が難しく(メーカー切れ) 最近発表されているNEWピストンを利用してます。
現在のピストンはこちら
《カスタムノズル》 ノズルは、ORGAでは定番になっているFireFlyのでんでんむしノズルを利用します。 通常のノズルよりも上部先端が1mm長くなっている為、チャンバー内でBB弾をしっかりと保持する事ができる為 弾速と弾道が安定します。 マルイ系電動ガンや次世代用など各種取り揃えています。 FireFlyカスタムノズルはこちら
選定した各パーツを組込み、内部チューンの終了です。
《駆動部確認とテストドライブ
組みあがったメカボックスをロアに組込み、テストドライブを行います。
この状態でセミ/フルともに支障がなければOKです。
もし支障がある場合は、カットオフレバーセレクター&セレクタープレートなどの駆動を再度チェックしてください。
また、この状態でノズルを押してみて、きっちり前後運動するか?確認してください。
細い棒状の工具をノズルから差込んで押す事によりピストンの動きもチェックをしてキッチリ動いていればOKです。
たまに、メカボックスを閉じてテストドライブの段階で「実はピストンがレールと噛んでいた・・・」なんて事になると
また全バラシになりますので、この工程は必ずやりましょう!
《モーター》 モーターはマルイ純正 EG1000へ交換です。 高電圧の耐久性と安定性は郡を抜いて良いです。 こちらも、ORGA WebShopにて取り扱いしています★ モーター商品一覧
続いてHOP周りのチューンです。
KingArms製のチャンバーはバレルを固定するクリップが固いので折らないように丁寧に外します。
《HOPチューン》
HOPチューンは、FireFlyのなまず辛口を利用します。
なまず
ORGAで販売(組込み含む)している なまずは、オリジナルのステンレス平行ピンが付属していますのでより"ねじれ"に強く安定したHOP回転を掛ける事ができます。 なまずに関しては、そのまま利用する事はありません。チャンバーの開口部やHOPレバーの形状に合わせてなまずを加工します。 なまず商品ページはこちら 《バレルについて》 Magnusチューン 及び Axisチューン共に、ORGA製 WideBore バレルを利用します。 ORGAでは、電動ガン用に2種類のバレルラインナップがあります。 業界最高径の内径6.23mm Magnus Barrel と 6.13mm MagnusHD Barrelです。 各々の利用用途は製品ページに記載してありますので、ぜひご覧ください。 # 6.23mm Magnus Barrel # 6.13mm MagnusHD Barrel 全国のSHOPさんでも取り扱いがありますので、最寄りのSHOPさんにもお問合せしてみてください。