VFC BABY M4カスタム

VFC BABY M4カスタム
こちらも随分古い作業内容になりますが、溜まりに溜まっている作業分を順次UPします!
短く取り回ししやすいのでサバゲーには最適なモデルですね。
先日、VFCとの取引契約が済みましたので、ORGAの方でもVFCの製品が取り扱えます^^
電動ガン、ガスガン等、お探しの物がありましたら、お問い合わせください。
VFCの製品は以下サイトよりご覧頂けます。
VFC M4系は Ver2メカボックスを採用しています。
メカボを開けます。
今回は、耐久性をメインにカスタムしていきます
初速を稼ぐ為に加速ポート付きシリンダーはそのまま使用します。
全てのパーツを外し、洗浄します。
この頃は、まだORGA SUS軸受がありませんでしたので、8mmベアリングを利用します。
現在は、ORGA SUS軸受は在庫してますので、ご覧ください。
VFCのM4系は、8mmサイズとなります。
配線は、電動効率を考慮しテフロン配線へ変更します。
ギアは、今は無きSHSを採用。
SHSは終了となる為、現在はCOREというNEWブランドのギアを取り扱っています。
ギアの回る様子を動画でも公開してますので、ご覧ください。

《シム調整》
同じ事を長い間言い続けてはいますが
シム調整のコツは、スパーギアの下のシムを極力薄くします。
このシムが厚いと、スパーに順ずるセクターやベベルの設置位置も上がってしまい
モーターとの噛み合わせやタペットプレートへの負担が大きくなり、オススメできません。
スパー下のシムが決まったら、スパー上のクリアランスは限りなく無くします。
注意点は、メカボックスを閉じてビスを締めると、シムのクリアランスが詰りますので注意してください。
ビス締め無しの時はOKでも締めるとキツくなる事があります。
ビスを締めた後、指でギアを回した際に、抵抗や異音が無くスルスル回ればOKです。
そのスパーの高さに合わせて、セクターとベベルの高さを決めます。
セクター上のシムはタペットプレートが押さえてくれる事もあり、然程 神経質になる必要はありません。
ベベルの肝は、ベベルの上のシムになります。
ベベルの下に関しては、モーターピニオンがベベルギアに当たり、ベベルを持ち上げますので、然程関係ありません。
ベベル上のシムのみ注力してください。
上があまりキツすぎると、ドライブ時に異音の原因になります。
《ギアのグリスアップ》
ギアのグリスアップは、どのグリスでも共通ですが、塗りすぎに注意しましょう!
グリスを塗りすぎると、それだけで抵抗になりますし、ギアが回転する事で、メカボックスの内部でグリスが飛び散ってしまいます。
その事で、シリンダー内部やスイッチ等へ不要なグリスが混入しトラブルの原因につながります。
ピストンは、定番のCOREピストンを採用!
現在在庫切れですが、今月末くらいには大量入荷しますので、再販致します^^
全てのパーツ準備が整ったら、メカボックスを閉じ、内部チューン終了です。
ロアに組む前に、1度 駆動チェックをします。
モーターはEG1000Lへ交換します。 安定性、耐久性、静音性、コストパフォーマンスは最高レベルです。
《駆動部確認とテストドライブ
組みあがったメカボックスをロアに組込み、テストドライブを行います。
この状態でセミ/フルともに支障がなければOKです。
もし支障がある場合は、カットオフレバーセレクター&セレクタープレートなどの駆動を再度チェックしてください。
また、この状態でノズルを押してみて、きっちり前後運動するか?確認してください。
細い棒状の工具をノズルから差込んで押す事によりピストンの動きもチェックをしてキッチリ動いていればOKです。
たまに、メカボックスを閉じてテストドライブの段階で「実はピストンがレールと噛んでいた・・・」なんて事になると
また全バラシになりますので、この工程は必ずやりましょう!
続いてHOPチューンです。
《バレルについて》 Magnusチューン 及び Axisチューン共に、ORGA製 WideBore バレルを利用します。 ORGAでは、電動ガン用に2種類のバレルラインナップがあります。 業界最高径の内径6.23mm Magnus Barrel と 6.13mm MagnusHD Barrelです。 各々の利用用途は製品ページに記載してありますので、ぜひご覧ください。
# 6.13mm MagnusHD Barrel 全国のSHOPさんでも取り扱いがありますので、最寄りのSHOPさんにもお問合せしてみてください。
《HOPチューン》 HOPチューンは、FireFlyのなまず辛口を利用します。
なまず
ORGAで販売(組込み含む)している なまずは、オリジナルのステンレス平行ピンが付属していますので より"ねじれ"に強く安定したHOP回転を掛ける事ができます。 なまずに関しては、そのまま利用する事はありません。チャンバーの開口部やHOPレバーの形状に合わせてなまずを加工します。 なまず商品ページはこちら