Magpul PDR Axis tune
PDR作業内容UPは初めてですが、こちらも かなりの本数作業しております^^;
個人的な感想ですが、キッチリ調整すれば、その辺の電動ガンより圧倒的に性能は良くなりますね!PDRは。
MASADAもHOP周りを仕上げると、見違える程良くなるんですが、PDRも同レベルに持って行けます。
電動ガンの性能の中では5本の指に入ると思いますよ★(調整すれば)
PDRの方、ORGAでも初回入荷分で、大分販売させて頂きました、引き続き入荷してもおり、現在残り2本となりますので、欲しいPlayerさんはチェックお願い致します。
さて、早速チューンに入ります。
PDRの分解は比較的に楽に行えますので、メンテナンス性も抜群です。
メカボックスは、MASADAと同様、マガジンホール内部の六角ネジを外します。
このネジを外す際ですが、結構しっかり着いてしまっているので、「硬いな〜」と思ったら無理をせず、軽く熱してから外してください。
ORGAでは、ハンダコテをネジ穴に当てて熱しています。
あまりやり過ぎるとロアが溶けますので、注意してください。
メカボ全体はこんな感じです。
後方よりスプリングを外す事ができますので、メカボを開ける際に、内部が飛び散るという心配がありません。
スプリングは、アッパーを外した段階でも取り外しが可能です。
内部はこんな感じです。
軸受は8mmのベアリングが純正で採用されています。
まずは、耐久性、対 摩耗性を重視して、ORGA SUS420 8mmへ変更します。
ORGA軸受の特性は、商品ページにも記載しておりますので、ご覧ください。
《軸受けの固定》
軸受けは電動ガンカスタムの中で最も重要なポイントです。
この部分の手を抜くと、どんなに良いギアやパーツを使っても、クラッシュする確立が格段に高くなります。
折角シム調整をしても、軸受けがしっかり固定されていないと、ギアの振動で軸穴が磨耗してしまい軸穴が広がってしまったりギア同士の角が接触したりと、ドライブさせる上で様々なトラブルが発生しますので、必ず固定しましょう!
※瞬間接着剤等を利用の場合、設置の瞬間に斜になってしまったりしますので、注意してください。
今回の純正ギアは、精度面で問題ありませんでしたので、そのまま流用します。
シム調整を行います。他の電動ガンと同様、スパーギアの下のシムを極力薄くします。
このシムが厚いと、スパーに順ずるセクターやベベルの設置位置も上がってしまいモーターとの噛み合わせやタペットプレートへの負担が大きくなり、オススメできません。
スパー下のシムが決まったら、スパー上のクリアランスは限りなく無くします。
注意点は、メカボックスを閉じてビスを締めると、シムのクリアランスが詰りますので注意してください。
ビス締め無しの時はOKでも締めるとキツくなる事があります。
ビスを締めた後、指でギアを回した際に、抵抗や異音が無くスルスル回ればOKです。
そのスパーの高さに合わせて、セクターとベベルの高さを決めます。
セクター上のシムはタペットプレートが押さえてくれる事もあり、然程 神経質になる必要はありません。
ベベルの肝は、ベベルの上のシムになります。
ベベルの下に関しては、モーターピニオンがベベルギアに当たり、ベベルを持ち上げますので、然程関係ありません。
ベベル上のシムのみ注力してください。
上があまりキツすぎると、ドライブ時に異音の原因になります。
《ギアのグリスアップ》
ギアのグリスアップは、どのグリスでも共通ですが、塗りすぎに注意しましょう!
グリスを塗りすぎると、それだけで抵抗になりますし、ギアが回転する事で、メカボックスの内部でグリスが飛び散ってしまいます。
その事で、シリンダー内部やスイッチ等へ不要なグリスが混入しトラブルの原因につながります。
《シリンダー》
シリンダーは放出エア量Upを狙いMagnusシリンダー+Magnusピストンヘッドセットを採用。
ロングシューティングには、放出エア量は必須です。
詳細はMagnusシリンダー商品ページにも記載してありますので、ご覧ください。
Magnusシリンダー商品一覧
今回はSuperCorePistonを利用しています。最近ORGAで販売している高耐久メタルピストンが販売される前の作業です★
Coreピストンは、メカボックスの個体差に合わせて多少の加工が必要な場合があります。
今回もメカボ内部のピストンレール幅と合わず、若干キツイかった事から、ピストンの横幅を若干落とします。
モーターは東京マルイ EG1000Sへ変更します。
高電圧の耐久性と安定性は郡を抜いて良いです。
こちらも、ORGA WebShopにて取り扱いしています★
モーター商品一覧
全てのパーツ設置が終われば、内部チューンの終了です。
この状態で、セミ / フルの駆動確認を行いましょう!
続いてHOP周りです。
バレルはMagnusHDバレルを利用します。
Magnus 6.23よりも、内径が小さい分、初速を持ち上げ易い設計になっています。
各々の利用用途は製品ページに記載してありますので、ぜひご覧ください。
# 6.13mm MagnusHD Barrel
全国のSHOPさんでも取り扱いがありますので、最寄りのSHOPさんにもお問合せしてみてください。
《HOPチューン》
HOPチューンは、FireFlyのなまず辛口を利用します。
ORGAで販売(組込み含む)している なまずは、オリジナルのステンレス平行ピンが付属していますのでより"ねじれ"に強く安定したHOP回転を掛ける事ができます。
なまずに関しては、そのまま利用する事はありません。チャンバーの開口部やHOPレバーの形状に合わせてなまずを加工します。
なまず商品ページはこちら