M249 ハイサイクル

A&K M249 ハイサイクル カスタム
大分古い記事のUPになってしまいますが、M249のハイサイクルカスタムの模様をUPします。
LMG系では、定番のA&Kですが、ご存知の通り 箱出しの状態では、悩み所も多い個体です。
数年前の初期 A&Kに比べれば、ここ1〜2年の個体は格段に良くはなりましたが、やはり工場出荷時の生産レベルが低いのが気になりますね。。。
m249
A&K LMGではお馴染みのメカボックスです。
頑丈なのが取り柄ですね★
m249
箱出しでメカボックスを開けると、以下の様な感じです。。。。
いい加減、このグリスがなんなのか?知りたいです^^;
m249
スイッチはOMRON製へ交換します。
m249
《軸受けの固定》 軸受けは電動ガンカスタムの中で最も重要なポイントです。 この部分の手を抜くと、どんなに良いギアやパーツを使っても、クラッシュする確立が格段に高くなります。 折角シム調整をしても、軸受けがしっかり固定されていないと、ギアの振動で軸穴が磨耗してしまい軸穴が広がってしまったりギア同士の角が接触したりと、ドライブさせる上で様々なトラブルが発生しますので、必ず固定しましょう! ※瞬間接着剤等を利用の場合、設置の瞬間に斜になってしまったりしますので、注意してください。 《ギアのチョイス》 電動ガンのカスタムの中で、ギアの選択(材質ではない)は大きな要素です。 ORGA WebShopでも解説している通り、ギアにはギア比という物が存在します。 このギア比で、回転する速度が変動します(ハイサイクルなど) # 18:1 = マルイ純正比 # 16:1 = ハイサイクル系 # 13:1 = スーパーハイサイクル(マルイハイサイクル同等比) # 32:1 / 100:200 / 100:300 = トルク寄り(サイクルが落ちます) 現在はCORE ENHANCED GEARというNEWギアを取り扱っています。 動画でも詳細をUPしてますので、商品ページからご覧ください。 CORE GEAR SET 商品ページ
m249
今回は、13:1のスーパーハイスピードを利用します。
m249
《シム調整》
同じ事を長い間言い続けてはいますが
シム調整のコツは、スパーギアの下のシムを極力薄くします。
このシムが厚いと、スパーに順ずるセクターやベベルの設置位置も上がってしまい
モーターとの噛み合わせやタペットプレートへの負担が大きくなり、オススメできません。
スパー下のシムが決まったら、スパー上のクリアランスは限りなく無くします。
注意点は、メカボックスを閉じてビスを締めると、シムのクリアランスが詰りますので注意してください。
ビス締め無しの時はOKでも締めるとキツくなる事があります。
ビスを締めた後、指でギアを回した際に、抵抗や異音が無くスルスル回ればOKです。
そのスパーの高さに合わせて、セクターとベベルの高さを決めます。
セクター上のシムはタペットプレートが押さえてくれる事もあり、然程 神経質になる必要はありません。
ベベルの肝は、ベベルの上のシムになります。
ベベルの下に関しては、モーターピニオンがベベルギアに当たり、ベベルを持ち上げますので、然程関係ありません。
ベベル上のシムのみ注力してください。
上があまりキツすぎると、ドライブ時に異音の原因になります。
m249
ピストンは、SHSの14theeth メタルピストンを利用しました。
m249
シリンダーは、純正のストレートから加速ポート付きのシリンダーへ交換します。
《加速ポート付きシリンダーについて》
加速ポート付きシリンダーって、どんな効果があるの?と、良く聞かれます。
ポート付きの場合、結論を先に言うと、ポート無しに比べると初速が上がります。
これは、ポート部分をピストンが通過している間は、ピストンに何も空気圧縮の抵抗が働きませんので、ピストンの前進スピードはMAXの状態で前進します。
そこから一気に気密が取れる部分(ポートが終わる)に入りますので、加速したピストンが一気にシリンダー内部のエアを押し出します。
この事により、ポートが前(ノズル側)にある程、初速は高く出す事ができます(前過ぎるとエアがたりません)
m249
《モーター》 モーターはマルイ純正 EG1000へ交換です。 高電圧の耐久性と安定性は郡を抜いて良いです。 こちらも、ORGA WebShopにて取り扱いしています★ モーター商品一覧
m249
セクターには、無論、セクターチップを利用します。
m249
掲載が前後してしまいましたが、配線はテフロン線へ交換します。
m249
全てのパーツ準備が整ったら、内部チューンが終了となります。
m249
《駆動部確認とテストドライブ
組みあがったメカボックスを、テストドライブを行います。
この状態で駆動に支障がなければOKです。
もし支障がある場合は、ピストンのセッチやギアの高さ、スイッチとセクターギアの干渉などを再度チェックしてください。
また、この状態でノズルを押してみて、きっちり前後運動するか?確認してください。
細い棒状の工具をノズルから差込んで押す事によりピストンの動きもチェックをしてキッチリ動いていればOKです。
たまに、メカボックスを閉じてテストドライブの段階で「実はピストンがレールと噛んでいた・・・」なんて事になると
また全バラシになりますので、この工程は必ずやりましょう!