L85 内部強化、調整、ショートストローク化

L85 L85 内部強化、調整、ショートストローク
こちらも、数多く作業してきた銃の一つです^^
ロングストローク+ピストン後退停止というPSG1的な機構が邪魔し、ピストンロックが頻発する個体です。
こちらの対策と強化をしていきます。 L85
L85は以下の様に上下分割式での分解となります。
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周りにゴチャゴチャパーツがついており、一見 難しそうですが、各パーツは着く所にしか着きませんので、確認しながら外せば大丈夫です★
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内部オープンです。
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既存ギアは以下の構成です。 L85
ギアの選定を行います。
今回は、ピストンロックを解消する為に、セクターギアの歯をカットし、ピストンが後退仕切らない様に調整します。
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《シム調整》
同じ事を長い間言い続けてはいますが
シム調整のコツは、スパーギアの下のシムを極力薄くします。
このシムが厚いと、スパーに順ずるセクターやベベルの設置位置も上がってしまい
モーターとの噛み合わせやタペットプレートへの負担が大きくなり、オススメできません。
スパー下のシムが決まったら、スパー上のクリアランスは限りなく無くします。
注意点は、メカボックスを閉じてビスを締めると、シムのクリアランスが詰りますので注意してください。
ビス締め無しの時はOKでも締めるとキツくなる事があります。
ビスを締めた後、指でギアを回した際に、抵抗や異音が無くスルスル回ればOKです。
そのスパーの高さに合わせて、セクターとベベルの高さを決めます。
セクター上のシムはタペットプレートが押さえてくれる事もあり、然程 神経質になる必要はありません。
ベベルの肝は、ベベルの上のシムになります。
ベベルの下に関しては、モーターピニオンがベベルギアに当たり、ベベルを持ち上げますので、然程関係ありません。
ベベル上のシムのみ注力してください。
上があまりキツすぎると、ドライブ時に異音の原因になります。
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この状態で、シムの具合を確認します。
メカボックスはビスで止めた状態で、シムの確認をしてください。
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以下の様に、抵抗無く回ればOKです。
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《ギアのグリスアップ》
ギアのグリスアップは、どのグリスでも共通ですが、塗りすぎに注意しましょう!
グリスを塗りすぎると、それだけで抵抗になりますし、ギアが回転する事で、メカボックスの内部でグリスが飛び散ってしまいます。
その事で、シリンダー内部やスイッチ等へ不要なグリスが混入しトラブルの原因につながります。
L85 グリスアップが終了したら、内部の調整は終了です。
《駆動部確認とテストドライブ
組みあがったメカボックスをロアに組込み、テストドライブを行います。
この状態でセミ/フルともに支障がなければOKです。
もし支障がある場合は、カットオフレバーセレクター&セレクタープレートなどの駆動を再度チェックしてください。
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《モーター》 モーターはマルイ純正 EG1000へ交換です。 高電圧の耐久性と安定性は郡を抜いて良いです。 こちらも、ORGA WebShopにて取り扱いしています★ モーター商品一覧
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続いては、アッパーAssyです。
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ピストンは、SHSの19歯(ロングストローク用)を利用します。
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《シリンダー》 シリンダーは放出エア量Upを狙いMagnusシリンダー+Magnusピストンヘッドセットを採用。 ロングシューティングには、放出エア量は必須です。 詳細はMagnusシリンダー商品ページにも記載してありますので、ご覧ください。 Magnusシリンダー商品一覧
純正シリンダーと同じ位置に切り欠きを入れます。
L85 今回はノズルの変更はありません。 L85
この状態で、駆動テストをしてください。
L85 バレルに関しては、Playerさんからの要望で、純正バレルをそのまま流用します。 L85
組み上げると、以下の仕様となります。
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