Inokatsu M4 ORGA Retune

Inokatsu M4 ORGA Retune
先日、入荷しましたイノカツ M4ですが、既に残り2本となってしまっています^^;
入院の兼ね合いで作業が遅くなってしまっておりましたので、急ピッチで進めております!
今回は、Front Retuneを兼ねての作業となります^^
Inokatsuは既に追加オーダーをしておりますが、現在在庫がなくなりますと、入荷までお時間頂きますので、ご検討頂いているPlayerさんはお早めにお願いいたします。
まずは、Playerさんからの要望で、ハンマーはRATECHの5Bearingに変更します。 ボルトキャリアですが、RATECHのGBBコンプリートとは異なり、NPAS等は入っておりませんので、各所 カスタムパーツを入れて行きます! まずは、ボルトキャリア内の研磨です。
この処理をしなくても良い個体もあるのですが、若干の製品のバラつきにより、ボルトキャリア内部が部分的にザラついていたり、表面に凹凸(波打つくらい)があったりします。
そのまま利用してしまうと、ローディングノズル内のOリングが痛んで、気密もれや動作不良に繋がります。 内部が撮影できませんでしたが、以下の様にツルツルの状態に仕上げます。 INO純正 ボルトキャリアと作業後のボルトキャリアの違いを以下の動画で確認頂けます。 # Bolt Carrier Normal # Bolt Carrier Retune後 ローディングノズルはNPAS加工します。 上が純正で、下がNPAS KITです。
これを行う事で、付属のレンチでガスの流量(初速側かリコイル側か)を変更できる様になります。
意外と見落としがちなのですが、サードパーティのノズル等を用いる場合には、以下の部分に使われている様なOリングは、できるだけ移植して再利用してください。
この径が大き過ぎたり、小さすぎたりすると、それだけで動作不良に繋がります。 ノズルとキャリアの処理が終わったら、WAKOS メンテルーブでグリスアップします。 ちなみに(Ino純正ボルトの場合)以下の部分にハンマーが当たりますが、純正のボルトキャリは鋭利な出っ張りがあり、何も処理をしないで叩くと、ハンマーに深い横溝が入ってしまいます。 こんな感じで、ツラにしてあげてください。 上記までで、とりあえず快調に動く要因までは作りました。
次に重要なポイントは、アッパー内面とボルトキャリアの摩擦抵抗です。
この状態で、指でボルトキャリアを前後に動かした際に、ガラガラとかザラザラとか言う様であれば研磨が必要です。
研磨部分の殆どが、アッパー内部です。
研磨しなきゃいけない部分を確かめる為、フロントAssyを分解します。 研磨の準備に入ります。 研磨は主に、アッパー内部のボルトキャリアの頭(背中?)が擦れる部分の箇所や塗膜に凹凸を研磨します。 機械でもできますが、そんなに極端に研磨しなくてもOKですので、耐水サンドで問題ありません。
ORGAでは#1000くらいを利用します。
研磨しながら、ボルトキャリアを入れて動かしてみて、ガラガラ感がなくなればOKです^^ 次は、Front周りです。
Inokatsu純正 チャンバー+インナーバレルを
Iron AirSoft Newチャンバー + Magnusバレルの仕様へ変更します!
Ironチャンバーですが、ORGAでも在庫してますが、全てInoやRATECHのカスタムで嫁いでしまうので、欲しいPlayerさんは
オプティクスディーラーさんに問い合わせしてみてください^^ MagnusバレルをGBBでつかうとどうなの?って良く聞かれますが、まぁまぁですよ^^
特に、長モノや初速調整が難しい運用方法でGBBをご利用されているPlayerさんは、一発で問題解決します。
弾ポロとかは?と聞かれますが、バレルのせいではありません^^;
弾ポロする場合
# ローディングノズルの停止位置
# パッキンの摩耗
# チャンバーとエクステンションの設置位置の関係
などを見直してみてください^^
ORGAの場合は、バレルに差し込む側のパーツ(名前がわかりません)の部分
要は、インナーバレルのサイドスリットの所に
必殺のシールテープを3巻しますw
そうすると、バレルがグラつきません(グラつく場合にやってください) とりあえず、ここまでで一旦試射を行います^^