M4 CQB Re tune

M4 電動ガン
A&K M4 CQB Re tune
M4CQBとは...

1980年代初頭、アメリカ軍は、歩兵用小銃をM16A1からM16A2に切り替えることを決定しました。

M16A2は、NATOの各国と標準化した新型の5.56mm弾(5.56mm NATO弾 SS109あるいはM855)に対応し、銃身が太くなったほか、フルオート射撃にかわって3点バースト射撃を導入するなど、変更点は少なくありませんでした。

このことから、それまで使用されていたM16A1ベースのカービンとは別に、M16A2をベースとしたカービン・モデルとして開発されたのがモデル723(フルオート)およびモデル725(3点バースト)です。

アメリカ軍は、特殊部隊向けにモデル723を少数発注しました。

また1983年、カナダの旧ディマコはモデル725をC8カービンとしてライセンス生産し、M16A2の小改正型(モデル715)であるC7小銃とともにカナダ軍に配備しました。

また、アラブ首長国連邦は、M16A2の太い銃身にM203グレネードランチャーを装着できるよう、銃身の一部を細くくびれさせたモデルを発注し、このモデル727は、アラブ首長国連邦の首都からアブダビカービンと通称されました。

アメリカ軍は1984年より、制式カービンの開発要求を行なっており、モデル727はその候補としてXM4カービンとして選定され、1986年には約40丁がARDC(陸軍開発センター)に納入され、92年にはこれに対応するよう改良されたM203A1が開発、1994年に、XM4(モデル727)に小改良を加えたモデル777M4カービン(3点バースト)、モデル779M4A1カービン(フルオート)として制式化されました。

また、キャリングハンドルを着脱式としてレシーバー上にピカニティーレールを追加したモデルが開発され、それぞれモデル977およびモデル979として生産された。これらは順次、モデル777およびモデル779にかわってM4およびM4A1として納入された。

アメリカ軍での配備...

M4A1レンジャー部隊デルタフォースグリーンベレーネイビーシールズ海兵隊偵察部隊を含むアメリカ軍の各部隊に多数配備されています。

一方、アメリカ空軍は、従来使用してきたGAU-5/A(XM177E1)およびGAU-5A/A(XM177E2)を新型の5.56mm弾(5.56mm NATO弾 SS109あるいはM855)に適合するように改修した。これは上部レシーバーを交換し、マーキングを変更したもので、GUU-5/Pと称されました。

2001年の時点でM4M4A1は光学照準を容易にマウントすることを可能にし、着脱式キャリングハンドルを備えた代表的なカービン銃である。現在、政府が標準採用しているのはコルト社モデル977(M4)と979(M4A1)である。現時点の主な相違点はM4のセレクターがセーフティ-セミ-バースト(S-1-3)であるのに対し、M4A1セーフティ-、セミ、フル(S-1-F)である点でしょう。

それではリチューンに入っていきます!

アッパーレシーバーを外し、メカボックスだけの状態になったら、すべてのネジを外し、メカボックスが スプリングのテンションによって開かないように手で押さえ、ドライバーの柄の部分などで、メカボックスの周りを軽く叩くとメカボックスの前方(ノズル側)に隙間があきます。

その隙間にマイナスドライバーを入れ開けていきますが、この際に細いドライバーなどを後方(スプリングガイド側)から差し込み、ガイドとスプリング自体をドライバーで押さえ、ゆっくりと後ろ側から開ることで、スプリングが飛びでるのを防ぐ事ができます。

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開けた状態がこちらです。
開けたらすべてのパーツを取り出します。
M4 この時、メカボックス内やギアなどにグリスが付着しているので、洗浄します。
どの電動ガンでも共通する事ですが、メンテナンスやカスタムの際にはメカボックスの内部を洗浄してあげる様 心がけましょう。
内部の汚れが酷い場合、サバイバルゲーム等で利用した際に細かい砂やチリが混入してギアの回転に障害が出たり、グリスが硬化してしまい、性能を発揮できなくなってしまったりします。
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ORGAのカスタムでは、基本的に軸受はORGAブランドの軸受へ変更します。(Plyaerさんから指定が無い場合)
箱だしの電動ガンで利用されている軸受は概ね、プラ製、ベアリング製、真鍮製 ですが、ORGAとしては両方とも耐久性に掛けると考えています。
プラ製と真鍮製の物は、経年により軸穴が広がってしまう為、適正なギアの噛み合わせが出来なくなり(ガタが出る)異音の原因に繋がります。
ベアリングの場合は、ベアリング自体の破損が起こり、物理的なギアクラッシュへつながってしまいます。
これらの理由から、ORGAではステンレス製の硬度と強度の高い国内生産軸受を利用しています。
硬度と強度以外にもORGA軸受の特徴をWebShopにて解説してありますので、ご覧ください。
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今回はリチューンなので、A&K純正のギアを使用します。
電動ガンのカスタムの中で、ギアの選択(材質ではない)は大きな要素です。
ORGA WebShopでも解説している通り、ギアにはギア比という物が存在します。
このギア比で、回転する速度が変動します(ハイサイクルなど)
# 18:1 = マルイ純正比
# 16:1 = ハイサイクル系
# 13:1 = スーパーハイサイクル(マルイハイサイクル同等比)
# 32:1 / 100:200 / 100:300 = トルク寄り(サイクルが落ちます)
現在はCORE ENHANCED GEARというNEWギアを取り扱っています。
動画でも詳細をUPしてますので、商品ページからご覧ください。
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同じ事を長い間言い続けてはいますが
シム調整のコツは、スパーギアの下のシムを極力薄くします。
このシムが厚いと、スパーに順ずるセクターやベベルの設置位置も上がってしまい
モーターとの噛み合わせやタペットプレートへの負担が大きくなり、オススメできません。
スパー下のシムが決まったら、スパー上のクリアランスは限りなく無くします。
注意点は、メカボックスを閉じてビスを締めると、シムのクリアランスが詰りますので注意してください。
ビス締め無しの時はOKでも締めるとキツくなる事があります。
ビスを締めた後、指でギアを回した際に、抵抗や異音が無くスルスル回ればOKです。
そのスパーの高さに合わせて、セクターとベベルの高さを決めます。
セクター上のシムはタペットプレートが押さえてくれる事もあり、然程 神経質になる必要はありません。
ベベルの肝は、ベベルの上のシムになります。
ベベルの下に関しては、モーターピニオンがベベルギアに当たり、ベベルを持ち上げますので、然程関係ありません。
ベベル上のシムのみ注力してください。
上があまりキツすぎると、ドライブ時に異音の原因になります。
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ギアのグリスアップは、どのグリスでも共通ですが、塗りすぎに注意しましょう!
グリスを塗りすぎると、それだけで抵抗になりますし、ギアが回転する事で、メカボックスの内部でグリスが飛び散ってしまいます。
その事で、シリンダー内部やスイッチ等へ不要なグリスが混入しトラブルの原因につながります。
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ピストンは高耐久 MetalTeeth&樹脂系ピストンを利用します。
ピストンヘッドは高耐久 アルミピストンヘッド。 最下部にORGAカスタムで利用しているパーツ類を紹介しておりますので、ご覧ください。
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全てのパーツ準備、組込みを行ったら、メカボックスを閉じて、内部チューン終了です。
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組みあがったメカボックスをロアに組込み、テストドライブを行います。
この状態でセミ/フルともに支障がなければOKです。
もし支障がある場合は、カットオフレバーセレクター&セレクタープレートなどの駆動を再度チェックしてください。
また、この状態でノズルを押してみて、きっちり前後運動するか?確認してください。
細い棒状の工具をノズルから差込んで押す事によりピストンの動きもチェックをしてキッチリ動いていればOKです。
たまに、メカボックスを閉じてテストドライブの段階で「実はピストンがレールと噛んでいた・・・」なんて事になると
また全バラシになりますので、この工程は必ずやりましょう!
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次はホップ系のRetuneをしていきます。
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今回は、なまずを使った面HOPでは無く、東京マルイ純正ホップパッキンを使用します。
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ホップチャンバーもA&K純正を使用します。
短い電動ガンの場合、初速の調整がシビアになります、メカボックスを空けてスプリング交換という手もありますが、パイプカッター等でインナーバレル長を短くカットし、初速を落とす方法も有効ですので、視野に入れて頂ければと思います。
カットした断面は必ずバリができますので、バリ取りリーマー等でバリを除去してあげてください。 M4
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