トレポンRetune

トレポン 最近、トレポンの話ばかりですいません^^; 今回はHDバレルが出来る前の作業UPです。
08のトレポンですが、今回の依頼内容は以下です。
# モーター&ベベルの鳴きを抑制
# HOPチューンによる弾道調整
# 初速調整
ますは、大きな問題点の鳴き部分から対処します。 基本的に、490も2012の7502もピニオン位置が、ちょっと高いです。
通常の電動ガン(トレポンじゃない)でも、グリップのイモネジを締めて、モーター位置を上げすぎると、「ギャ−ギャー」言いますよね?
これと同じ現象がトレポンでも起こります。
08や2012は基本的にピニオン位置をイモネジで調整するという概念はありませんので、ピニオンの固定位置で調整してます。 イモネジは必ず温めてから六角で回してください。
ピニオン調整を行う場合、モーター軸の切り欠きを下方向に広げます。
それにより、ピニオン付帯のイモネジでしっかり固定する事が可能です。
今回の08ですが、ロアの個体差かモーターの個体差か、グリップの個体差か?通常に組んでいくとグリップが回転方向にテンションが掛かり、異常な程タイトでしたので、グリップ内のクリアランスをとります。
本ロットのGearBoxは問題なさそうなので、内部洗浄と軸受のチェックのみでOkです。 今回依頼のHOPチューンです★
トレポンは、ご存知の方も多いと思いますが、組込み精度によってはフライヤーが出る事があります。
トレポンでフライヤーが出る場合は、概ね、よくあるのが
# 良い弾道が2〜3発
# 初速が低くフワ〜鬼HOPの弾道が1発
※インナーバレルの長さは関係ありません
※Hopの掛かりが甘いのと弾が荒れるのは別問題です。
という物です。
これは、チャンバーとシリンダー、ストック部のプレート この3種の位置関係や
チャンバーベースに問題がある事が殆どです。
もし、この点に問題がある様であれば、上記をチェック若しくは、組込みを行なったShopさんに相談してみてください★
現在 ORGAでは以下の様にRaidさんのパッキンを用いてのHOPチューンを行なっておりますが、上記の問題点をしっかり対処すれば、次世代箱出し等よりグルーピングが良く、弾もしっかり伸びます^^y
※ Railさんのパッキンは加工して利用しています。
いつも書いている様に、シリンダー内部のチェックも重要です★
初期のグリスは良いのですが、硬化しやすいですので、ノズルのフランジ部分に不着したりすると、ノズルが完全に戻りきらなかったしますので、この辺チェックしてください! また、チャンバー精度がノズルの公差か?ノズルのLip部分がチャンバー内径に対して大きく、ノズルの前後運動に支障がありましたので、旋盤で軽くサラッてあげます。 もう1点気になったのが、ピストンヘッド内部のシリコンリングの摩耗。
これは、使っていればショウガナイです^^; ヘタっていたら交換します。