SR25K Magnus

ORGA です。
今回は以前作業分(大分前のですが)のA&K SR25 Magnusチューンです。
メカボを取り出します。
A&K SR25はお馴染みのロングメカボックスタイプのVer.2となります。
メカボを開け内部確認を行います。
まずは、内部のパーツを全て外し綺麗に洗浄します。
SR25の場合、純正トリガーのままですと、トリガートラブル(接電が鈍かったり、通電しなくなったり)が多いですので、マルイの純正へ変更します。
A&Kの標準軸受の殆どが、軸穴の径が広すぎてしまい、ギア異音やロックの原因となります。
軸受けは耐久性、精度を考慮しORGA SUS420軸受けに変更します。
商品ページはこちら→ORGA SUS420 軸受け
今回、配線の変更はありませんでしたので、電装系をセットアップします。
ギアはSHS18:1強化ギアを使用します。
通常、A&KのSR25はロングストローク(ロングピストン)の為、セクターも専用の物を利用するのが一般的ですが、今回はセミの切れを向上させる目的から、通常の歯数の18:1を採用しました。
見た目ではわかりませんが歯の微妙な公差により回転時ノイズが大きい場合があります。
ORGAでは在庫ギアの中から相性の良いギアを選択しノイズを最小限に抑えています。
シム調整を行いグリスアップをします。
グリスは付けすぎると駆動の抵抗となったり、シリンダー内に入り込みトラブルの元となります。
歯の部分に最小限の量を吹付け筆等で延ばします。
《シム調整》
同じ事を長い間言い続けてはいますが
シム調整のコツは、スパーギアの下のシムを極力薄くします。
このシムが厚いと、スパーに順ずるセクターやベベルの設置位置も上がってしまい
モーターとの噛み合わせやタペットプレートへの負担が大きくなり、オススメできません。
スパー下のシムが決まったら、スパー上のクリアランスは限りなく無くします。
注意点は、メカボックスを閉じてビスを締めると、シムのクリアランスが詰りますので注意してください。
ビス締め無しの時はOKでも締めるとキツくなる事があります。
ロングメカボックス用のMagnusシリンダーを使用し内部にグリスを薄く塗り延ばします。
商品ページはこちら→Magnusシリンダー
全体パーツを組み込んだら内部チューンの終了です。
モーターはマルイEG1000に変更します。
モーター自体の精度も違いますがピニオン形状の違いにより駆動音が全然違います。
続いてチャンバー周りのチューンです。
HOPチューンはORGA Magnusバレル定番のHOPパッキンを回転させた状態で装着できる為、東京マルイの純正パッキンを楽に運用していけます。
HOPラバーはもちろん なまずを採用します。
Magnusバレルとの併用で、面HOPを行う事で、弾の散り(特に左右)を軽減します。