VFC SCAR Magnusチューン
こんばんわ★ORGA teruです^^
今日は、依頼されているVFC SCRAのMagnusチューンです!
今回のSCARは、ちょっと問題があるSCARで、マガジンを装填してセミで弾を1〜2発撃つと、ポロポロポロと弾なこぼれてしまいます^^;
VFC製のせっかくのSCARなので、きっちり使いたいですよね!
よっしゃ!オイラがんばります!
まずは、アッパーを外します。
問題のチャンバー登場です。
まず、パッキンですが、左元パッキン、 右マルイパッキンです。
マルイの方は、弾がパッキンの入り口で止まってくれます。
ですが、元パッキンの方は、ストンと落ちてしまいます。
これが直接の弾ポロの原因ではないのですが、この気密部分は、初速の安定性などに関連してくるので、新品のパッキンへ交換です。
Playerさんとも電話で話しをしながら、あれこれやりましたが、結論チャンバー自体に問題がありそうです。
NEWチャンバーの到着を待ちます。
さて、チャンバーを待つ間にメカボックスの方に取り掛かります!
メカボオープンです。
今回は、ピストンをメタル歯のピストンへ変更し、ピストンヘッドは、元の物を使います!
VFCやその他中華メカボでありがちなんですが、ピストンや各部のレール部分の塗装が粗く、ザラザラになっています^^;
そのまま使っても問題はないんですが、ORGAは、このザラザラによる抵抗を無くす事で、ピストンの前後運動に負荷を掛けない仕様にするのがデファクトです。
せっかく良いスプリングを組んでも、抵抗があると初速もバラつきますし、ピストンコンプレッションのポテンシャルが100%でません。
研磨は、800〜1000番の耐水ペーパーで行います。
あと、重要な部分として、中央レール(凸の山の部分)の四隅が角ばっているので、丸目に研磨してあげると尚良いです。
タペットプレートのレールも研磨します。
.
VFCのSCARで意外と盲点なのが、セレクタープレート部分の研磨です。
VFC SCARのタペットプレートは、メカボックスに対して非常にタイトに作られていますので、プレートが接する部分も研磨してあげると良いです★
お次は、テフロン線への変更です。
配線を終えたら、最終段階のシム調性に入る訳ですが、元ギアのスパーとセクターがスプリングシムになっています。
セクターは問題は薄いとしても、ORGAでは必ずスパーのスプリングシムは使いません。
この様に、スプリング部分を通常の固定式の物へ変更します。
スパーギアだけは、限りなくクリアランスを無くしたいからです。
※それが、ギアクラッシュの防止策の1つです。
シム調性も終り、次はMagnusシリンダーです^^
う〜ん・・・バッチリです
Magnusシリンダーの3rdロット事前予約枠もあと僅かですので、お早めにお願いいます^^;
シム調性が終わったら、グリスアップです!
全体の組み付けが終了し、この後は、テストドライブ^^
あとは、チャンバーの到着を待ちます★
【SCARについて】
FN SCAR(FN スカー : FN Special operations forces Combat Assault Rifle : 特殊部隊用戦闘アサルトライフル)は、ベルギーの銃火器メーカーであるFN社(ファブリックナショナル社)がアメリカ特殊作戦軍(以下SOCOMと表記)向けに開発しているアサルトライフルである。
SCARは2003年に行われたSOCOMのトライアルの為に開発され、ロビンソンアーマメント社のXCRと共に参加していたが、XCRが部品調達の遅れによりトライアルから脱落し、結果SCARが選定された。
その後、2005年にはヘッケラー&コッホがH&K XM8を開発しているが、アメリカ海兵隊やSOCOMが猛反発し白紙となり、SCARを大量に購入してトライアルしている為、現在アメリカ軍が使用しているM16、M4カービンなどの後継の大部分がこのSCARで統一される可能性がある。
実際にイラク戦争やアフガニスタン紛争に投入されている軍やDEAの特殊部隊が使用しており、高い評価を得ている。
2009年4月に600挺のSCAR-Lが第75レンジャー連隊に配備された。
これにより米軍全体への配備が現実的となった。
2010年5月にSOCOMがMK16(SCAR-L)及びMK17(SCAR-H)、MK13(FN40GL)の購入を正式に決定した。
しかし後日SOCOMがMK16の購入を急遽キャンセルした。
その理由は現在使用しているM4カービンを中心としたウエポンシステムに勝てる利点がなかったことである。