東京マルイ AK ハイサイ

どうも!メカニックのShuです!
以前はTeru氏がブログを更新していましたが、今回からはSHUとTeru氏の2名で順番に更新して行こうと思います!
今回も大分前の作業なんですが、東京マルイ AK電動ガンのハイサイチューンの模様をUPします。
AKとは...(ご存知の方の方が多いと思いますが。。)
第一次世界大戦終結後も軽量フルオート火器を模索していたドイツ国防軍は、1939年の冬戦争に際してソ連軍から鹵獲した極めて初期のアサルトライフルであるフェドロフM1916に強い関心を抱き、StG44の開発へと繋がってます。
開発されたStG44は当時まだMKb42(H)と呼称されていたが、ドイツが苦戦を続けていた東部戦線に試験投入されました。
直後にこれを鹵獲したソ連軍は、このドイツ製の新たな特徴を持つ自動小銃に強い関心を抱き、自軍では1940年にいったん退役させてしまった“フルオート射撃が可能な歩兵用自動小銃”、後のアサルトライフルを再開発するプロジェクトを1943年6月に開始しました。
開発プロジェクトは、独ソ戦の勃発により高齢をおして現役復帰したフョードロフ中将(フェドロフM1916の開発者)によって統括され、Avtomát用弾薬である7.62x39弾、そしてその弾薬を使用するRPD軽機関銃とSKSカービンが開発され、実戦試験が続けられました。
ナチス・ドイツの降伏後、ドイツの分割占領に加わったソ連軍は、StG44の開発者であるヒューゴ・シュマイザーの身柄を確保・抑留し、新進設計者だったミハイル・カラシニコフとの協同の下で、ドイツの“Maschinenkarabiner”あるいは“Sturmgewehr”と同様の設計思想を持つ各種の火器を開発させ、1946年、アサルトライフルの設計が完成します。
設計製図には当時、航空省に勤務していたカラシニコフの母親も協力しています。
試作されたアサルトライフルは、ソ連軍によって各種のテストが行われたが、長時間射撃した時にジャミングや部品の破損が発生したため、10次に渡る再設計を重ねて完成度を高めていきます。
1947年、改良試作型アサルトライフルが、ソ連軍の部隊テストに提出され、1949年に制式採用となった。これが、AK(後のAK-47)です。
A&K M4 mini
そういえば...AKで思い出したのですが、来る3月21日に公開の「ローンサバイバー」でもゲリラがAKを持ってるらしいですね!
「ローンサバイバー」とは、米海軍特殊部隊ネイビーシールズ創設以来最大の惨事と言われた「レッド・ウィング作戦」を、マーク・ウォールバーグ主演で、「キングタム 見えざる敵」のピーター・バーグ監督が映画化しました。
2005年6月、アフガニスタンの山岳地帯で偵察活動中の4人のシールズ隊員は、あるひとつの決断によって、200人を超すタリバン兵の攻撃にさらされることになりました。
極限の状況を生き延び、奇跡の生還を果たした唯一の隊員マーカス・ラトレルが執筆し、全米ベストセラーとなったノンフィクション「アフガン、たった一人の生還」が原作です。
ストーリーはもちろん、装備や銃も見所の一つだと思います!
と、映画の話はこの辺にして本題に戻ります^^:
それではメカボを取り出します。
A&K M4 mini
メカボックスを開けます。
東京マルイ製のメカボックスは殆ど問題ありませんが、中華製メーカーの場合
ピストンレールやシリンダーホールなどにバリやザラつきがあったりする場合がありますので、耐水サンド等で研磨してください。
メカボックス内部のパーツは一旦全て取外し、内部をしっかり洗浄します。
電動ガンのメカボックス内部構造は各社 似たり寄ったりですが、利用されている軸受やギア軸の公差などで、シムのバランスが変わっていたりしますので、ご自身で分解する場合は、写真を撮ったり、各部のシムの枚数をメモしておいたりすると、全分解した後でもデフォルト(箱出しの状態)から調整を再スタートできると思いますので、お薦めです。
A&K M4 mini
これは、どの電動ガンでも共通する事ですが、メンテナンスやカスタムの際にはメカボックスの内部を洗浄してあげる様 心がけましょう。
内部の汚れが酷い場合、サバイバルゲーム等で利用した際に細かい砂やチリが混入してギアの回転に障害が出たり、グリスが硬化してしまい、性能を発揮できなくなってしまったりします。
ORGAのカスタムでは、基本的に軸受はORGAブランドの軸受へ変更します。(Plyaerさんから指定が無い場合)
箱だしの電動ガンで利用されている軸受は概ね、プラ製、ベアリング製、真鍮製 ですが、ORGAとしては両方とも耐久性に掛けると考えています。
プラ製と真鍮製の物は、経年により軸穴が広がってしまう為、適正なギアの噛み合わせが出来なくなり(ガタが出る)異音の原因に繋がります。
ベアリングの場合は、ベアリング自体の破損が起こり、物理的なギアクラッシュへつながってしまいます。
これらの理由から、ORGAではステンレス製の硬度と強度の高い国内生産軸受を利用しています。
硬度と強度以外にもORGA軸受の特徴をWebShopにて解説してありますので、ご覧ください。
軸受けは電動ガンカスタムの中で最も重要なポイントです。
この部分の手を抜くと、どんなに良いギアやパーツを使っても、クラッシュする確立が格段に高くなります。
折角シム調整をしても、軸受けがしっかり固定されていないと、ギアの振動で軸穴が磨耗してしまい軸穴が広がってしまったり
ギア同士の角が接触したりと、ドライブさせる上で様々なトラブルが発生しますので、必ず固定しましょう!
※瞬間接着剤等を利用の場合、設置の瞬間に斜になってしまったりしますので、注意してください。
SHS 13:1のギアに交換します。
A&K M4 mini
電動ガンのカスタムの中で、ギアの選択(材質ではない)は大きな要素です。
ORGA WebShopでも解説している通り、ギアにはギア比という物が存在します。
このギア比で、回転する速度が変動します(ハイサイクルなど)
# 18:1 = マルイ純正比
# 16:1 = ハイサイクル系
# 13:1 = スーパーハイサイクル(マルイハイサイクル同等比)
# 32:1 / 100:200 / 100:300 = トルク寄り(サイクルが落ちます)
現在はCORE ENHANCED GEARというNEWギアを取り扱っています。
動画でも詳細をUPしてますので、商品ページからご覧ください。
次にシム調整です。
同じ事を長い間言い続けてはいますがシム調整のコツは、スパーギアの下のシムを極力薄くします。
このシムが厚いと、スパーに順ずるセクターやベベルの設置位置も上がってしまいモーターとの噛み合わせやタペットプレートへの負担が大きくなり、オススメできません。
スパー下のシムが決まったら、スパー上のクリアランスは限りなく無くします。
注意点は、メカボックスを閉じてビスを締めると、シムのクリアランスが詰りますので注意してください。
ビス締め無しの時はOKでも締めるとキツくなる事があります。
ビスを締めた後、指でギアを回した際に、抵抗や異音が無くスルスル回ればOKです。
そのスパーの高さに合わせて、セクターとベベルの高さを決めます。
セクター上のシムはタペットプレートが押さえてくれる事もあり、然程 神経質になる必要はありません。
ベベルの肝は、ベベルの上のシムになります。
ベベルの下に関しては、モーターピニオンがベベルギアに当たり、ベベルを持ち上げますので、然程関係ありません。
ベベル上のシムのみ注力してください。
上があまりキツすぎると、ドライブ時に異音の原因になります。
このシム調整が修行中の自分としては難しく感じます^^:
A&K M4 mini 次に13:1のセクターギアの歯を5枚カットしました。
A&K M4 mini
シムが決まったら、次にグリスアップをしていきます。
ギアのグリスアップは、どのグリスでも共通ですが、塗りすぎに注意しましょう!
グリスを塗りすぎると、それだけで抵抗になりますし、ギアが回転する事で、メカボックスの内部でグリスが飛び散ってしまいます。
その事で、シリンダー内部やスイッチ等へ不要なグリスが混入しトラブルの原因につながります。
A&K M4 mini
ピストンはSuper Core Pistonを使用します。
ORGAでも愛用し続けている、最高のピストンです。
材質には特殊な素材が使われており、設計も高精度。
LongShootingは基より、ハイサイクルPlayerにも支持の高いピストンです。
A&K M4 mini
シリンダー内にWAKOSのシリコングリスを薄く塗ります。 A&K M4 mini
組みあがったメカボックスをロアに組込み、テストドライブを行います。
この状態でセミ/フルともに支障がなければOKです。
もし支障がある場合は、カットオフレバーセレクター&セレクタープレートなどの駆動を再度チェックしてください。
また、この状態でノズルを押してみて、きっちり前後運動するか?確認してください。
細い棒状の工具をノズルから差込んで押す事によりピストンの動きもチェックをしてキッチリ動いていればOKです。
たまに、メカボックスを閉じてテストドライブの段階で「実はピストンがレールと噛んでいた・・・」なんて事になると
また全バラシになりますので、この工程は必ずやりましょう!
A&K M4 mini
次にHOPチューンをしていきます。
A&K M4 mini
HOPチューンは、FireFlyのなまず辛口を利用します。
ORGAで販売(組込み含む)している なまずは、オリジナルのステンレス平行ピンが付属していますのでより"ねじれ"に強く安定したHOP回転を掛ける事ができます。
なまずに関しては、そのまま利用する事はありません。
チャンバーの開口部やHOPレバーの形状に合わせてなまずを加工します。
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