VFC HK416D ハイサイクル
VFC HK416D ハイサイクル tune
こちらも、人気の個体ですよね!現存する次世代以外の電動ガンの中では、一番クウォリティー高いんじゃないでしょうか?
VFC416 電動ガンの方、WebShopでも販売しておりますので、ご覧ください。
余談ですが、300連などの「多弾が気に食わない」 というPlayerさんには、こちらのマガジンがお薦めです。
130連のスプリングマガジンですので、弾上がりがとても良いです。
# 130連スプリングマガジンはこちら
早速内部の調整を始めます。
VFCの純正軸受は、真鍮素材となっており、耐久性に懸念がある為、ORGA SUS8mmへ変更します。
VFCのメカボックスへは、Core pistonはそのまま利用するとピストンの方が大き過ぎてしまい、キツいですので、以下の用にフライスでピストンの横幅を切削します。
モーターはマルイ純正 EG1000へ交換です。
実は、ORGAの8mmですが、VFCの為に作った様なもんです^^;
《軸受けの固定》
軸受けは電動ガンカスタムの中で最も重要なポイントです。
この部分の手を抜くと、どんなに良いギアやパーツを使っても、クラッシュする確立が格段に高くなります。
折角シム調整をしても、軸受けがしっかり固定されていないと、ギアの振動で軸穴が磨耗してしまい軸穴が広がってしまったりギア同士の角が接触したりと、ドライブさせる上で様々なトラブルが発生しますので、必ず固定しましょう!
※瞬間接着剤等を利用の場合、設置の瞬間に斜になってしまったりしますので、注意してください。
メカボックス内部の洗浄と軸受交換が終了したら、スイッチの配線をテフロンへ交換します。
今回はハイサイクルですので、13:1ギアを採用します。
《ギアのチョイス》
電動ガンのカスタムの中で、ギアの選択(材質ではない)は大きな要素です。
ORGA WebShopでも解説している通り、ギアにはギア比という物が存在します。
このギア比で、回転する速度が変動します(ハイサイクルなど)
# 18:1 = マルイ純正比
# 16:1 = ハイサイクル系
# 13:1 = スーパーハイサイクル(マルイハイサイクル同等比)
# 32:1 / 100:200 / 100:300 = トルク寄り(サイクルが落ちます)
現在はCORE ENHANCED GEARというNEWギアを取り扱っています。
動画でも詳細をUPしてますので、商品ページからご覧ください。
CORE GEAR SET 商品ページ
続いて、シム調整を行います。
ギアのセクターですが、セクターチップ取り付け 及び セクターギアカットを行います。
ギアカットですが、今回は掛り終わりを3枚カットします。
ギアの準備ができたら、WAKOSでグリスアップします。
ギアのグリスアップは、どのグリスでも共通ですが、塗りすぎに注意しましょう!
グリスを塗りすぎると、それだけで抵抗になりますし、ギアが回転する事で、メカボックスの内部でグリスが飛び散ってしまいます。
その事で、シリンダー内部やスイッチ等へ不要なグリスが混入しトラブルの原因につながります。
《加速ポート付きシリンダーについて》
今回はハイサイクルセッティングですので、シリンダーは加速ポート付きの純正を利用します。
加速ポート付きシリンダーって、どんな効果があるの?と、良く聞かれます。
ポート付きの場合、結論を先に言うと、ポート無しに比べると初速が上がります。
そこから一気に気密が取れる部分(ポートが終わる)に入りますので、加速したピストンが一気にシリンダー内部のエアを押し出します。
この事により、ポートが前(ノズル側)にある程、初速は高く出す事ができます(前過ぎるとエアがたりません)
ピストンは耐久性と静音性を考慮してSuperCorePistonへ変更します。
現在では、高耐久14歯 メタルピストンをお薦めしています★
《駆動部確認とテストドライブ》
組みあがったメカボックスをロアに組込み、テストドライブを行います。
この状態でセミ/フルともに支障がなければOKです。
また、この状態でノズルを押してみて、きっちり前後運動するか?確認してください。
細い棒状の工具をノズルから差込んで押す事によりピストンの動きもチェックをしてキッチリ動いていればOKです。
たまに、メカボックスを閉じてテストドライブの段階で「実はピストンがレールと噛んでいた・・・」なんて事になると、また全バラシになりますので、この工程は必ずやりましょう!
高電圧の耐久性と安定性は郡を抜いて良いです。
こちらも、ORGA WebShopにて取り扱いしています★
モーター商品一覧
HOPチューンは、もちろん ナマズとMagnusバレルを利用します。
ORGAで販売(組込み含む)している なまずは、オリジナルのステンレス平行ピンが付属していますのでより"ねじれ"に強く安定したHOP回転を掛ける事ができます。
なまずに関しては、そのまま利用する事はありません。チャンバーの開口部やHOPレバーの形状に合わせてなまずを加工します。
なまず商品ページはこちら
《バレルについて》
Magnusチューン 及び Axisチューン共に、ORGA製 WideBore バレルを利用します。
ORGAでは、電動ガン用に2種類のバレルラインナップがあります。
業界最高径の内径6.23mm Magnus Barrel と 6.13mm MagnusHD Barrelです。
各々の利用用途は製品ページに記載してありますので、ぜひご覧ください。
# 6.13mm MagnusHD Barrel
全国のSHOPさんでも取り扱いがありますので、最寄りのSHOPさんにもお問合せしてみてください。