KingArms SR16 HC ★
KingArms SR16 HC
ORGA★
SR16のハイサイクルチューンです。
まずはアッパーをはずします。
グリップとストックパイプをはずします。
メカボを取り出し開けます。
各パーツをはずしキレイに洗浄します。
今回のPlayerさんからの依頼はハイサイクルですので、ギアはSHS16:1強化ギアを使用します。
ギアを選択する際には必ず軸ブレ、歯形状のチェックを行いNGの場合は破棄します。
OKな3つのギアですが組合せによって
相性の良し悪しがあるのでそれもチェックしベストな組合せのギアを使用します。
仕様はEG30000+Lipo11.1v にてのドライブとなるので、セクターは前1後3の4枚カットです。
秒間30発前後の安全ラインを狙います。
給弾不良対策としてセクターチップも導入です。
続いてシム調整を行いギアのクリアランスを決めます。
セミの調子がイマイチだったのでSYSTEMAのカットオフレバーに変更しました。
配線は電導効率を考慮しテフロンコードに変更です。
ギアのグリスアップです。
WAKOSビスタックを歯車部分に少量吹付け筆で延ばします。
軽量で特殊素材を使用する事により摩擦係数を抑え、
ピスクラ対策にも絶大な効果を発揮するSuperCorePistonを投入です。
クラッシュ防止の為、2枚目の歯を削ります。
出来るだけ、メカボックスへの負担を減らす事と、サイクルの妨げにならない様に、軽量化を施します。
今回のピストンヘッドはSYSTEMAのAREA1000のジュラコンを利用します。
このピストンヘッドがハイサイクルでは一番良いと思います。
シリンダー内とピストンヘッドのOリングにシリコングリスを薄く塗り延ばします。
タペットプレートをKingArmsからSYSTEMA製に変更します。
理由は、KingArmnsの物はノズルを装着する部分に角度がついていて、ノズルが若干上向きに装着されてしまいます。
その結果、給弾は良くなるのですが、チャンバー内での適正なノズル長が稼げず、弾道も安定しません。
また、ノズルの上部がチャンバー内にこすれてしまい、適正なノズル全身運動が阻害されます。
でんでんむしは特殊な先端形状により弾の保持位置を固定します。
その効果で集弾性・飛距離を向上させます。
シリンダー周りを組上げます。
シリンダーは加速ポート付の物を利用します。
メカボにパーツを組込みます。
メカボを閉じロアに組込みグリップ・ストックパイプを取付けます。
次にフロント部分のチューンです。
チャンバーはSYSTEMAのメタルチャンバーを使用します。
精度の良いチャンバーを使用する事により給弾不良の解消や弾速の安定が得られます。
HOPラバーは面HOPの「なまず」を使用します。
内径6.23mmが繰り出す脅威の集弾性を生み出すMagnusバレルを使用します。
Magnusバレルはロングシューティングで使うと思われがちですが、ハイサイクルでの性能を発揮します!
相当集弾纏まりますよ★
全てを組上げ試射を行います。
まずは駆動系の動きをチェックし弾速を測ります。
規定値内に納まる様にバレル長で調整します。
続いてロングレンジの試射を行いHOPの掛かり具合や弾道、飛距離をチェックし終了です。