イノカツM4 調整 つづき

Inokatsu M4 調整

こんちは★ORGA teruです^^

ーー業務連絡ーー

ORGA WEB SHOPの方ですが、相変わらずサーバー問題が解消せず、注文を受けれない状態ですTOT

ORGA商品の方は、通常通り販売可能ですので、ご入用のPlayerさんは、お手数ですが、必要な商品をメールにてご連絡ください^^

メール送付先:orga@orga-inc.jp

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先日作業していたInokatsu M4 SuperVersionの続き作業をUPです。

ボルトキャリアの干渉部分の切削と研磨を行います。

同じRA-TECHでもアルミ製とスチール製だと、干渉部分が異なるので、細かくチェックが必要です^^

まずは、以下の部分はボルトが前進時に「セミフル切り替えのプレート」に干渉します。

この打痕へは、もっと傾斜をつけて「逃げ」を作ってやることで、ボルトの前進運動がスムーズになります。

以下の部分は、ボルト後退時にハンマーに干渉します。

ここも、傾斜をつけてやり、出来るだけ抵抗を抑えます。

ボルト上部の擦り傷は、アッパー内でボルトが上部に上がりすぎている(クリアランスのせい)為、着く傷でして、ここにキズがついている状態では、ボルトの後退に相当な負荷(摩擦)が生じていますので、ボルトの高さを調整しないといけません。

調整方法は後ほど。

その他、ボルト部分で干渉している部分を調査します。

研磨の内容ですが、ボルトにキズがついているからと言って、ボルトに加工をしない場合もあります。

たとえば、ボルトキャッチへの加工対策が必要だったりもします^^

研磨した部分や切削した部分は、バフ掛けをしましょう!

ノズルをボルトの中に入れ、干渉部分がないか?のチェックを行います。

殆どのInokatsuは、ノズルがボルトキャッチの機構に干渉します^^

以下のガスルート部の左側の角が干渉します。

以下の様に角の部分へ「逃げ」を造ります。

RA-TECHの7075ノズルは、横部のレールに多少のバリがあったりしますので、キッチリ研磨してあげましょう!

ノズルと平行して忘れてはいけないのは、以下のキャッチパーツです。

この溝が7075ノズルのレールと触れるのですが、キャッチの溝の四つ角が尖り過ぎているので、四つ角を軽く研磨して滑らかにしてあげます。

そうする事でもノズルの前後運動がよりスムーズになります^^

OリングはRA-TECHの純正へ変更します。

GBBの場合、各社のOリングがあると思うんですが、意外と Oリングの公差や、ノズル側の公差で しっかりした気密が取れません^^;

その場合、ORGAでは、線径0.75mmのOリングを先にピストンへ装着してから、Oリングをつけています。

こうする事で、メインのOリングの外径が均等に嵩上げされ、気密が取れる様になります^^

0.75リングは、以下の用に給気ポートをふさがない様、下部につけます。

GBBでは、シリンダー(ボルトキャリア)内とOリングの潤滑には、WAKOSのフッソ105(オイルタイプ)を利用します。

ボルトキャリアとノズルが抜け落ちない為のキャッチパーツですが、一部分だけ 軽く接着しておいた方が良いです^^

仕上がったボルトキャリアをアッパーに入れて、前後運動の確認を行います。

次は、ボルトキャリアの高さ調整等です^^