東京マルイ 次世代HK416D カスタムと分解について

こんにちはTAKAです。

ORGA AIRSOFTは本日15日まで定休となっており、明日16日より業務開始となります。

管理画面を確認致しましたら、連休前に入荷した商品が、この3日間で大分注文が入っている様で、前回前々回にUPした新商品で必要な物がありましたら早めに確認してください。

さて、この連休にサバゲーだった人も多いのではないでしょうか? 連休最終日という事もあって、道路も渋滞すると思いますので、疲れている様であれば無理をせず、1時間くらいサービスエリア等で休息を取ってから帰路に着くようにしてくださいね!

今日は東京マルイ 次世代HK416DのMagnusカスタムです。

ストックを交換する為、配線もフロント配線にしてPEQ仕様となります。

まずはフレームロックピンを抜きます。

フレームを前後にスライドさせます。

この時アッパーのガタ防止パーツ(アッパーストッパー)を落とさない様にして下さい。

左右それぞれ決まってるので向きもちゃんと覚えておきましょう。

アッパーを外しました。

ストックを外しバッファーに付いているコード押さえを取り外します。

この時ネジが硬い時はドライヤーなどで温めるとネジロックが溶けて回しやすくなる場合もあります。

ハンダを温めコネクター端子から配線を外します。

バッファーリングを回します。

この時も回すのが硬い時はドライヤー等でネジロックを溶かすと回しやすくなります。

バッファーリングを緩めたら配線を抜きます。

この状態でバッファーチューブを回しロアから外します。

次はグリップを外していきます。

グリップ底のネジを外します。

モーターを取り外しグリップの奥にあるネジを緩めるとグリップが外れます。

赤丸の歯車が「連結ギア」というアンビ機構の為のパーツです。

マガジンキャッチのネジ(赤丸)をはずし、ロックピン(青丸)も抜きます。

続いてメカボをロアから外します。

セレクターレバーをセイフティーとセミの中間くらいにします。

メカボの前側を上にあげ(赤矢印)、ボルトキャッチを上方向に抜き取ります。

続いてメカボを前方向(青矢印)にスライドさせるようにして後ろ側を持ち上げながら(緑矢印)メカボを外します。

メカボを取り出したらメカボを開けていきます。

このスプリングがよく飛んで無くなりますので気をつけて下さい。

ネジを少し緩めたら先にスプリングを外しておきます。

それからネジを外せばスプリングはなくなりません。

メカボを開けます。

メカボ内のパーツを取り外しメカボをパーツクリーナーで洗浄します。

軸受けはORGA6mm軸受け次世代用を使用します。

軸受けは奥までキッチリ組み込んで傾いていないか注意しながら接着しましょう。

ギアもパーツクリーナーで洗浄し破損等がないかチェックします。

シム調整を行います。

スパーの下側を薄くし過ぎるとスパーの軸が飛び出てセレクターのカムと干渉しますので注意して下さい。

次の注意点はスパーとセクターが干渉しない程度にセクターの下シムを決めます。

シム調整を行う際は必ずメカボックスのネジを2,3本締めて行います。

ネジを締めずにクリアランスを決めてもネジを締めた時にクリアランスが狭まりギアに負荷が掛かります。

ギアのグリスはWAKO'Sビスタックを使用しております。

少量を歯の部分に吹きつけ筆で塗り延ばします。

付けすぎると負荷が掛かるので薄く塗り延ばすのがポイントです。

今回はストック交換により配線をフロントへ変更します。

配線の交換完了です。

シリンダーはMagnusシリンダーセット次世代用を投入します。

通常のシリンダーよりボアアップとなっており、より多くのエアーを排出可能です。

それにより同じ初速でも飛距離UPに繋がります。

ここでMagunsシリンダーへのシリンダーヘッドの組込み方を説明させて頂きます。

Magnusシリンダーは内径が広いのでそのままシリンダーヘッドを組んでもスカスカです。

まず純正シリンダーヘッドの周りにシールテープを4〜5回巻きます。

そしてシリンダーヘッドをシリンダーへ押し込みます。

はみ出た部分はカッター等で切り落とします。

ピストンはSHS製次世代M4用メタルピストンを使用します。

そのままでは歯が本体から抜ける事があるので接着して使用します。

ピストンとピストンヘッドを組んだらシリンダー内側とピストンヘッドのOリング部分にグリスを塗ります。

この時も少量を薄く塗り延ばします。

厚くベットリ塗りますと返って負荷となりますのでご注意下さい。

次はエアー漏れをチェックします。

ノズルの先端を押さえながらピストンを前方に動かしピストンが止まればOKです。

ノズルはでんでんむし次世代M4用を使用します。

三点保持の特殊形状で弾を確実に保持し弾道が安定します。

全てのパーツをメカボに組込みます。

この時にギアの軸部分にグリスを塗る事を忘れない様にして下さい。

ピストンやタペットプレートのレールにも塗りましょう。

メカボを閉じたらタペットのスプリングを組み込みます。

これでメカボは完成です。

メカボをロアフレームに組込みます。

組込みの手順は取り外しの逆で行えばOKです。

グリップを組んで(連結ギアも忘れずに)モーターを入れ、底蓋を取り付けます。

スプリングは次世代用Magnusスプリングを使用します。

続いてバッファーチューブを組み込みます。

今回はストックをMAGPUL PTS CTR Stock DEに変更します。

バッファーチューブのコネクタも外しておきます。

次はチャンバー周りのカスタムです。

チャンバーをアッパーから引き抜きますがストッパーが付いてるので先にそのパーツを引き抜いてからチャンバーを抜いて下さい。

チャンバーを抜きました。

続いてバレルを抜きますが、グリスが固まってバレルが抜けない時があります。

この時に力任せに引き抜きますとチャンバーパッキンが破損したりするのでドライヤー等でバレルを温めるとグリスが溶けて簡単に抜けます。

くれぐれもチャンバー自体には熱風を当てないで下さい。

チャンバーが溶けて変形してしまいます。

チャンバーをバラします。

バレルはMagnusバレルを使用します。

HOPラバーは電気なまず(辛口)を使用します。

面HOPは弾の回転を安定させる事により弾道が安定します。

そのままでは大きいので細工カッター等を使用してなまずをカットしHOPアームに接着します。

Magnusバレルとチャンバーを組み上げます。

チャンバーをアッパーに組み込みます。

ロアとアッパーを組んで配線を通します。

今回はフロント配線ですがHK416にはフロント配線を出す穴がないのでガスチューブの穴から出します。

ガスチューブとレイルを組んで配線を出します。

弾速を計りバレル長で弾速を調整します。

ロングレンジでの試射も行い弾道のチェックも行います。

完成品がこちらです!

次世代HK416Dでフロント配線はレア物だと思います。

ストックもスッキリでフィールドで目立つ事間違いなしですね。